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2026年1月
  • その布団ケアは逆効果?よくあるかゆみ対策の間違い

    害虫

    布団のかゆみを何とかしたい一心で、良かれと思ってやっている日々のケアが、実はあまり効果がなかったり、場合によっては逆効果だったりすることがあります。時間と労力を無駄にしないためにも、ここで一度、よくある間違ったかゆみ対策について確認しておきましょう。最も代表的な間違いが、「布団をパンパンと強く叩く」ことです。天日干しの際に、布団たたきで力強く叩くと、ホコリやダニが出ていって清潔になるような気がします。しかし、これは大きな誤解です。強く叩くことで、布団の表面近くにいたダニの死骸やフンは、むしろ繊維の奥深くへと入り込んでしまいます。さらに、アレルゲンである死骸やフンが細かく砕け、空気中に舞い上がりやすくなるため、かえってアレルギー症状を悪化させる危険性すらあるのです。布団のホコリを払う際は、叩くのではなく、表面を優しく手でなでるように払うのが正解です。次に、「天日干しだけでダニが死ぬ」という思い込みです。確かに、天日干しは布団の湿気を取り除き、ダニが繁殖しにくい環境を作る上で非常に重要です。しかし、ダニを死滅させるには五十度以上の熱が二十分以上必要です。真夏の炎天下であっても、布団の内部までその温度に達することは難しく、ダニは温度の低い布団の裏側へと逃げてしまいます。天日干しだけでダニを退治できると過信するのは危険です。ダニを死滅させるには、布団乾燥機の使用が最も効果的です。最後に、「防ダニスプレーをかければ掃除は不要」という考え方です。市販の防ダニスプレーには、ダニを寄せ付けない忌避効果のあるものが多く、正しく使えば一定の効果は期待できます。しかし、スプレーはあくまで補助的な役割です。すでに布団の中にいるダニの死骸やフンといったアレルゲンを取り除くことはできません。かゆみの根本原因であるアレルゲンを除去するためには、やはり掃除機による吸引が不可欠です。これらの間違いに心当たりはありませんか。正しい知識を持つことが、効果的なかゆみ対策への第一歩です。

  • スプレーで蜂を駆除!その後の巣の処理と注意点

    無事に蜂用スプレーで巣の中の蜂を駆除できたとしても、そこで安心してはいけません。駆除作業は、巣を安全に撤去し、再発を防ぐ措置を講じるまでがワンセットです。スプレー後の後処理を適切に行わないと、生き残った蜂や戻ってきた蜂によって、再び危険な状況に陥る可能性があります。蜂の巣の処理に関する注意点を正しく理解しておきましょう。まず、スプレーを噴射した直後に巣を撤去しようとするのは絶対にやめてください。巣の中には、薬剤がかかりきらずに生き残っている蜂がまだ潜んでいる可能性があります。また、駆除時に巣にいなかった「戻り蜂」が、異変に気づいて興奮状態で帰ってくることがあります。この戻り蜂は、巣を失ったことで攻撃性が非常に高まっており、大変危険です。そのため、スプレー噴射後は、最低でも二十四時間、できれば二日から三日は巣に近づかず、蜂の活動が完全になくなったことを確認する時間が必要です。蜂の姿を完全に見なくなったら、いよいよ巣の撤去作業に移ります。この際も、万が一に備えて、肌を露出しない服装で行ってください。長い棒などを使って巣を根本から落とし、直接手で触れないように、厚手のビニール袋に回収します。袋に入れる際には、念のため袋の中に再度スプレーを噴射しておくと、万が一生きていた蜂がいても安心です。袋の口は固く縛り、可燃ゴミとして処分します。巣を取り除いたら、作業はそれで終わりではありません。蜂は、一度巣を作った場所に再び巣を作る「帰巣本能」があります。巣があった場所やその周辺に、予防効果のある蜂用スプレーをまんべんなく吹き付けておくことで、再発のリスクを大幅に減らすことができます。蜂の駆除は、スプレーをかけた瞬間でなく、巣を安全に撤去し、後始末を完了させた時点で初めて成功と言えるのです。